欠片を摘む

自身と対話するブログ

発達障害が誤診だった話

 発達障害の内のADHD(注意欠如多動障害)と診断されていた自分だが、実家に帰省するに伴い病院を変えたところ、ADHDではなくうつ病だと診断された。

 

 正直、複雑だった。

 もちろん、障害は無いに越したことは無い。特に発達障害は脳の構造の問題で、先天性とされているため治すということは不可能。つまり一生その問題と付き合っていくことになる。

 それの心配が無くなった…というのは正確では無く、発達障害は白黒で分けれるものではなく誰しもが持ちうるものであるらしい。なので減った、と書いた方が正確だろうか。それにと、診断されてから考え込むようになったあの時間はなんだったのだと思ってしまう。そういった今の医学では完全な治療は難しいものを抱えつつも生きる人たちの経験や苦痛を数パーセントにも満たないかもしれないが考えることは出来たので、得たものはあった。

 ただ、やはり発達障害と診断されてから約1年間はこれからどうこの障害と付き合っていけばいいのか、社会的にこれから生きていけるのかと悩んで、大学の教授や相談員の方々に心配をさせてしまったのは、もしかしたら、誤診がなかったのなら無かったのかもしれないと心のどこかで考えてしまう。

 

 過去のことばかり考えても仕方がないのはわかるがそんなことを思う。

 ちなみに今はイフェクサーという薬を飲んでいる。薬のおかげなのか実家に帰って人と話せる環境に来たおかげなのかそれなりに回復はしたように思う。たまに虚無感に襲われる時はあるが。