オブ・シディアDGについてのメモ
オブ・シディアDGというなんとも自分が好きそうなカードが出てから半年ぐらいが経とうとしているけども、結局あんまり良さそうなデッキが作れそうにないのでメモを書いておく。新章に入ってから種族関係がリセットされて、メタリカはメイン種族で出来上がったばかりなのでこれから発展していくだろうからいつか相性のいいカードは出るだろう。そちらに今は期待しておく。
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【特徴】
・相手ターンの始めに盾を一枚手札に加えられる
・コスト8。重い
・種族メタリカ
・無色
・ラビリンスで味方メタリカのパワー+5000
オブシディアDGの特徴はなんといっても相手のターンの始めにシールドを一枚手札に加えること。そしてそれがS・トリガーであれば使えるということ。シールドが増えるということもあるけども、相手ターン中に何かしらのアクションを起こせるというのは貴重な能力なので基本的にそこを注目したいところ。
【相性の良いカード】
週末の時計 ザ・クロック
オブ・シディアDGの効果が判明した時からよく言われているカード。相手ターン中にトリガーで出すことによりターンを飛ばす。実質エクストラターン。
ジャスティ・ルミナリエ
コスト5以下の光の進化ではないクリーチャーを出し、ラビリンス条件を満たせばコスト8以下のメタリカを踏み倒せる。後半の能力はオブシディアDGを、前半能力でサポートカードを出したい。
エメスレム・ルミナリエ
味方の光クリーチャー4体タップによりタダで撃てる踏み倒し呪文。踏み倒すのはメタリカだが、タップする指定は光のクリーチャーなので、ダイヤモンドリエスや、光の連鎖シリーズ中心のデッキでも使える。メタリカ同士でのシナジーを考えると微妙だが。
DG 〜ヒトノ造リシモノ〜
デザイナーズコンボ。メタリカと裁きの紋章がトリガーとなり、登場時とタップ時に互いのシールドをブレイクする。オブシディアDG自体をトリガー化するも良し、オブシディアDGを使って何かを踏み倒すも良し。
隻眼の裁き
デザイナーズコンボ。相手クリーチャー一体をフリーズできる。オブシディアDGが生き残れば永遠にタップしたままになる。手打ちもしやすく、素でトリガーを持っている。
スローリー・チェーン
唱えたターン中はクリーチャーがアタックできなくなる。唱えた後に効果でシールドに埋まる。
上記カードと組み合わせるなら
アクア・スーパーエメラル
音感の精霊龍エメラルーダなど
クロックなどのトリガーを盾に埋めれる。もちろんオブシディアDG自身を埋めて、ヒトノ造リシモノで踏み倒すための布石にしてもあり。
地獄門デス・ゲート
復活と激突の呪印
湧水の光陣
クロックを墓地から踏み倒せるトリガーカード。これらのカードを経由してクロックを踏み倒せる機会を増やす。
蒼龍の大地
クロックとオブシディアDGを共に踏み倒せる可能性のあるカード。ただし自身のマナにあるカードの枚数により踏み倒せるコストが増減するので使用するならマナ加速は必須。
フォース・アゲイン
クロックが場にあれば、墓地を経由して場に復活させるのでターンが飛ぶ。殿堂入り。
スーパー・エターナル・スパーク
場にあるクロックをシールドに仕込める。カード指定除去なのでフォートレスなどの対策にもなる。
星龍パーフェクト・アース
自分のシールドカードをトリガー化する5色クリーチャー。星龍の記憶という呪文も存在するが、ジャスティルミナリエ、湧水の光陣などから踏み倒せる。5色なのでマナは発生しない。
【その他】
蝕王の晩餐
闇のヒラメキ・プログラム。種になるクリーチャーと墓地から出すため墓地肥やしの準備が必要になるが、成功すれば早期に出せる。
早出しできる種になるクリーチャーは預言者ローラン、光姫聖霊ガブリエラ、預言者プロキオンなどがいる。ガブリエラはシールド0の状況でもメタリカの攻撃曲げでダイレクトアタックを防げる、プロキオンはエメラル系のシールド交換の能力で出せるなど相性は良い。
クロックを墓地に送るプレイングをし、他のトリガーにより出せるプレイングをしつつ、踏み倒しもできるようになるのだが、墓地肥やしをする手間が増える。墓地にオブシディアDGがあり、手札に蝕王の晩餐があるタイミングを狙う必要があるので不安が残る。出せたとしてもクロックを出せれるとは限らない。
巡礼者アルテイ
パワー6000以上のクリーチャーをアンタッチャブルにする。コスト5なのでジャスティルミナリエや湧水の光陣で踏み倒せる。ピュアキャットならばコスト3なので湧水の光陣の条件を満たさなくても出せるが、パワーに不安が残る。
【難点】
自分がオブシディアDGを主軸にしたデッキを作ろうと思ったら以下のようなプランが思いついた。
・マナ加速型
・エメスレムルミナリエ軸
マナ加速型
序盤のマナブーストに加え、クロック、クロックの踏み倒しをサポートカードなども入れるとどうしても呪文の数が増えるため全体的に貧弱になる。墓地にクロックを送ろうとすると、サイバーチューン、佐助の超人を入れたくなり、バイケンが入る。そこにミラダンテⅫを入れたくなり、最終的に主役が抜ける。
サブで強力なフィニッシャー(ゼニス、ヴィルヘルムなど)を入れたくなってしまい最終的に主役が抜ける。
ルミナリエ軸
共に序盤にクリーチャーを出しつつ、キーパーツを揃えることが必要になる。クリスタからのバーナイン、マクーロ、フェイウォンなど、手札補充可能な小型メタリカは多くメタリカで固まることになるが、クロックやパーフェクトアース、それらのサポートカードを入れると、全体的な質が下がる。小型メタリカが多いがマルハヴァンやサザンルネッサンスを入れると主役が抜ける。ワンダータートルはサブフィニッシャーとして噛み合うが、サッヴァークなどになるとやはりそちらが主役になっていく。トリガーは主にヒトノ造リシモノでトリガー化した方が手っ取り早くなる。
ジャスティルミナリエの場合はアレフティナとアサラームのコンボに特化したほうが良くなってしまう。ラビリンスが発動しないとフィニッシャーを出すのが難しい。
まとめ
オブシディアDGを主役にというコンセプトでデッキをつくると、それを支えるカードが他のカードと相性が良くなることから最終的に抜けてしまうことがほとんどだった。そもそもの話、8マナという重さではあるが単体でアドバンテージを得るカードではなく、他のカードと組み合わせることで真価を発揮するカードである。そのため、クロックなどでカード枠を割くことが必然になり、デッキとしてのパワーが下がってしまう。
個人的にはすごく魅力的なカードではあるのだけども、メインではなくサブフィニッシャーとして使った方が輝くのだろう。
もちろん、これは自分の頭だけで考えたものなので考えが足りない部分はかなりあると思うので実はこのパターンなら強いよ!というのもあるはず。
最終的に手持ちのカードでまとまったもの。サイキックユーという自分の盾を操作しつつ相手のキーカードを埋めれるナイスなトリガーカードは好き。でもやっぱりこいつも主役にはならないんだろうなあ。
一番下に公式のオブシディアDGが主役のデッキ紹介動画がある。上のデッキはそれを参考にして作った。