鬼タイム魔道具
新しく発売されたスタートデッキの「鬼札の鬼タイム」に強力なS・トリガーが何枚も収録されていたので二つ購入した。
せっかくなのでジャオウガを中心とした鬼タイムを主軸としたデッキを作成しようと考えたところ、メラヴォルガルが鬼タイムと相性が良いとわかったのでデッキを組んでみた。
とりあえずザザッと組んでみたという構築なので詰めの甘い部分はあると思うし、環境デッキとは渡り合えないかもしれないが、可能性の一つとして公開しておこうとい思う。
基本的な動かし方は、序盤に魔道具を使用しつつメラヴォルガルを出して鬼タイムを発動しつつ攻める。
この構築ではトリガーが28枚入っているのでカウンターも割と狙いやすいと思う。
火闇のみでの構築も考えたが、メラヴォルガルを最大限活躍させるためにトリガーの比率を高めにする必要があり、魔道具も増やす必要があったので、水魔道具が入ることとなった。
《堕呪 ウキドゥ》
墓地肥しとトリガーの確認。キャントリップもあり、相手のシールドも操作できるので腐りにくい魔道具だと思う。
《堕呪 ギャプドゥ》
スーパーボーナスでターン終了。キャントリップもあるのでデッキの回転率を上げれる。
《墜呪 カージグリ》
バウンス。守りもできる魔道具。
《墜魔 グリギャン》
墓地肥しのできる魔道具。
《墜魔 ドゥグラス》
ブロッカーの魔道具。トリガーを持っているのでカウンターでのメラヴォルガルを狙うために採用。魔道具とトリガーの枚数の調整も兼ねているが、必須カードでは無いので他のカードと入れ替えは十分検討できる。
《卍月ガ・リュザーク/卍・獄・殺》
条件持ちではあるものの強力なトリガーを持ち、墓地の魔道具を腐らせないためにも投入。
マナを縛るのも強力だが、ターン終了時に魔道具が墓地に6枚あれば出せるので粘り強く攻められる。
《凶鬼卍号メラヴォルガル》
デッキのメイン。登場するだけでお互いのシールドを合計4枚ブレイクするため鬼タイムが即発動できる。
ブレイクは下にカードが無くともできるので、襲来鬼札王国でも発動できるのが嬉しい。
主軸の割に2枚という中途半端な枚数の理由としては一度鬼タイムを発動させてしまえば後は攻めることが中心となり、トリガービートでもあるこのデッキでは何度も自分のシールドを割る必要がほとんど無いから。また、墓地肥やしのカードもそれなりにあるので墓地に1枚も手札や墓地に無いこともほとんど無いため。
《龍装医ルギヌス/地獄のゴッド・ハンド》
何度も使えるリアニメイト。主に鬼札王国から踏み倒す。
《龍装車マグマジゴク/地獄スクラッパー》
メラヴォルガルとは違いこのデッキでは早期召喚は難しいが、同じようにお互いの合計4枚のシールドをブレイクできる。墓地回収やリアニメイトは得意なデッキなので狙える機会は多い。
《ツルハシ童子》
スタートデッキを購入する理由になったカードの一つ。トリガー、スレイヤー、墓地肥やし、回収を持つ上に鬼タイムが発動すればブロッカーを得られると能力がてんこ盛り。デスハープとホネンビーがくっついたようなカード。
このデッキでは主にグリギャンと共に墓地肥やしで活躍する。
《襲来、鬼札王国!》
除去とリアニメイトを兼ねる強力なカード。このデッキではジャオウガ以外のクリーチャーは全てリアニメイト対象となる。
《聖鎧亜ジャック・アルカディアス》
除去のトリガー。スレイヤーのトリガーはツルハシ童子と合わせて7枚なのでカウンターがしやすい。
《鬼々鬼ジャオウガ》
鬼タイムが発動すれば5コストになるフィニッシャー。墓地肥やしが多いデッキなのでリアニメイト先には困らない。
《「辻斬」の鬼サコン丸》
デッキを購入する理由になったカードその2。トリガーのブロッカーでパワー3000低下ができる。
個人的に鬼タイムが発動すればパワー7000のWブレイカーになるのが魅力で、今までトリガーでWブレイカーを出そうとすると、ヘブンズゲートやリアニメイトを挟む必要があったのだが、難しい条件が無いにもかかわらず複数打点を持つのは期待ができそうだ。
メラヴォルガルは青魔道具のフィニッシャーとして有名だが、攻めもできる巨大ベンゾとして扱いたいのでこういったデッキが組めたのは嬉しい。
ただ、後々鬼タイムのサポートカードやインフレに伴うカードパワーの増加でメラヴォルガルに似た能力を持つクリーチャーは出るかもしれない。メラヴォルガルはトリガーを能動的に使用できるのが強力で、コストも8と襲来鬼札王国と相性が良いので、そこで差別化できればと思う。