デュエプレに思うあれこれ

 デュエプレに対してもう辞めた方がいいんだろうと感じることが多くなってたので気持ちの整理の為にまとめておきます。

 以前からデュエプレに対して思っていることをまとめた記事を書いておきたいと思いつつも、下書き保存の繰り返しだったのでそれを消化しておきたいんです。

 

 

 

 

 

環境の固定化に飽きた。

 これはデザイナーズデッキが中心のゲームなこともあるが、新弾がリリースされてから1週間も経てばユーザーが強いデッキ、弱いデッキを理解してしまうのが原因だと思う。新弾のリリース間隔は2ヶ月だがその間ほぼ同じような環境でプレイすることになる。インフルエンサーが強いデッキ紹介をしたり、企業型攻略wikiが環境表を作成したりするから情報が早く知れ渡るのだが、情報が爆速で広まるからこそ固定化も早まるからどうしたものかとも思う。

 環境が固定化するとだいたい似たようなデッキを相手が使用することばかりでマンネリも起きやすい。Aデッキにはこれが出来ないと負ける、Bにはこうすれば勝てるがだんだんと分かってくる。だからこそデッキ構築やプレイングを見直して精度を高めることが醍醐味になるのだろうが、最適解の構築もネットのお陰ですぐにわかってしまうので、デッキ間での上下関係を覆すのはプレイングだけでは難しいことも分かってしまう。だから結局は上位デッキにアレンジを加えてプレイすることくらししかできることが無い。そのアレンジ次第で試合結果が大きく左右されることが構築アレンジの面白さだとも思うが、デッキのアレンジ止まりになるのが自分はもやもやする。デッキ開拓をしたくてもしにくい環境がデュエプレだともう長く続いているので、デッキ開発に楽しさを見出している自分にはしんどく感じることが多い。

 ただ、これは攻防のシーソーゲームが上手く揺れているときには感じることが少ない。カードを使うたびに揺れる振れ幅の大きい大味な試合や、プレイングを意識することなく特定の手順を踏むだけでゲームを決めに行けるようなコンボデッキが蔓延していると嫌になりやすい。剣聖やキリコが環境トップだった時はほんとうにうんざりした。メタカードを引いてようやく五分五分の勝負なので心労が凄かった。

 

勝ち負けが主なコンテンツ?

 上記の環境の固定化に記述した「マンネリ化」は特殊ルールが開催されない限りはゲーム全体でも起こっているように感じる。

 カジュアルマッチがカジュアルとして機能しているようには自分は思えない。最近は全然カジュアルの方には潜っていないが、大体環境デッキと当たることが多く、好きなカードで対戦しあうような遊びがしにくくなったように思う。みんな「勝つ」ことに一直線に向かっているように思うからゲーム全体で使われるカードも固定化してるように思う。だから遊びというか余白の感じにくいゲームになったようにも思う。もっと、好きなカードを使いたいとかこのキーワード能力が使いたいとか、そういった方たちと対戦したいのだが、もうすっかり見なくなってしまった。

 そもそもデュエプレはまず試合に勝たないと何も積み重なるものがない。もちろん経験が積み重なる部分もあるのだが、わかりやすい積み重ねは勝たないと本当に何も手に入らない。イベント戦は勝利しないと得られるポイントは雀の涙だし、ランクマッチは特定のランク以上では増えるどころか減る。デイリーミッションは何勝以上で達成できるものは負けが続けば何も得られない。負けるとほとんど得られるものが無いのなら勝ち負けが基準に向かうのは当然かもしれない。

 

ストーリー関係が好みではない

 これは本当に自分の感じ方が問題だとは思うのだが、このゲームはデュエルマスターズをいつでも遊べる以外の楽しみが薄く、ストーリー関係は特にそう感じる。グレンがゼロフェニックスを手に入れた辺りで完全に読むのは止めたので今はどういった展開なのかはよくわかっていない。ただ、新規のキャラクターのデザインなどからも自分には合わないことは感じる。

 個人的にはテキストが全体的に10年程前のまとめサイトにまとめられているSSのような雰囲気がありどうにも好きになれなかった。それでも読み進めていたのだが、確かルカがスペイかキョウカに対して「関西人はギャグで滑ってたこ焼きでも食べてればいいのよ」という主旨の発言をして、そこで見切りをつけたのは覚えている。

 また解釈違いの展開が多く付いていけないため。これに関しては面倒くさいオタクをしている自分に対して引く部分もある。特に擬人化したクリーチャーのデザインに対しては快く思っていない(そもそも自分はキャラクターの擬人化というジャンル自体にあまり肯定的ではない)。ダピコはダークルピアの擬人化した姿なのだが、あんなにシュッとした佇まいは元のイラストを見ていると同一の存在だとは想像できない。自分の中のダークルピアは闇文明の瘴気の中で死肉をつつき「グピピ…今日も死がうまいッピ…」と濁声で言う、ドラゴンゾンビの背中に乗っておこぼれを貰い生活している、死を観測すると狂喜乱舞して鳴き狂うようなまさに闇のファイアーバードなのだが、ダピコはそんなことは絶対にしないし、常識のあって偶に抜けた面の見れるキャラだから完全にイメージとは逆。ダークルピアのボイスは割といい感じに自分の解釈と合うのだが、擬人化したダピコは元と明らかに性格が違う。そもそもダークを右腕が疼きだすような意味合いの言葉に解釈し厨二ルピコとして出しているように感じるのだから、好みでは無いのだ。ディーに関しても元クリーチャーのボイスと擬人化した時の性格が違いすぎる。ディアスZが元なのに小柄な少年であるのは納得できない。もっと筋肉を鎧のように身にまとったおっさんだと思っていたのに。

 1コストクリーチャーの擬人化に関してはもうデザインが絶妙にださいとも感じる。クロはわかりやすい良いデザインと思うが、ポゴやアコに関しては美少女美男子ばかりを避ける狙いがあったにしても無理があるデザインに感じる。

 

にじさんじスキンをどうにかして欲しい

 外部とのコラボがあるのは非常に喜ばしいことなのだが、にじさんじに関しては喜べないでいる。流石に回数多いし、スキンも一度に3体程出るから対戦相手が知らない人たちになっていく。にじさんじコラボが3回も開催されたのは新規のユーザーが増えやすいから、売り上げ増加につながりやすいから、そういった面があるのは予想でき理解できる。だが自分がVtuberに関してあまり良い印象を抱いていないので、頻度を下げてほしいと思ってしまう。初見ではわかりにくい設定や身内用語を出されても理解が追い付かないんですわ。

 またふわりふわりと上下に揺れる強調された胸は控えてほしい。成人男性が主な客層だろうからそういったアプローチもアリなのかもしれないが、シャカパチをされているような気分になるのでやめてほしい。視界の隅で動く胸のせいで腹が立つし、結局そういう方向で釣り針出してくるのかと残念にも思う。

 デュエルジャッカーショーやロックマンエグゼのコラボはコロコロ繋がりで凄くしっくり来る良いコラボだったと思うが10年以上前の作品で、新規獲得にも繋ぎにくいだろうから、もう同じようなコラボは難しいのだろうか。でんじゃらすじーさんとのコラボは今でも上手くいきそうな感じはするのだが…。

 五等分の花嫁コラボに関してはどういった繋がりなのかはわからなかったが、5色が共通することや作品としてきちんとまとまっている作品だったのでこちらもしっくりきた。原作の人気はあったし、良いコラボだったなと思う。

 

ミッション達成が面倒くさい

 毎日ログインすることでボーナスがもらえるのはソシャゲの定番だが、デュエプレは非常に手間がかかる。まずミッションが毎日ランダムで変わるので毎回確認をしないといけない。加えて「10回相手クリーチャーとバトルする」などの回数を数えるものは、自分でメモしない限りはホーム画面で確認しないと進捗状況を確認できない。これにロードの遅さや一試合が最低3分かかることを考えると非常に手間を感じる。

 また、毎日3回勝利するミッションはデイリーミッションや、イベント戦での獲得ポイントの増加回数が同じ3回なことからよく見かけるミッションなのだが、一試合5分だとしたら最低15分はかかることになる。特にイベント戦は対人になることもあり、そうなると毎回勝てるとは限らないので30分プレイしたとしても一回も勝てずにただ時間だけが経過することもある。問題なのはオート機能が存在しないことから、その時間は画面の前にいることを強制されることで、動画サイトを見ながら片手間に試合をクリアしていくのが一番気持ち的に楽に感じる。なぜなら運が勝敗を左右することの多いデュエプレでは勝てないときは勝てないから。毎日プレイして新弾のための資金を蓄えるのだが、毎日最低15分以上画面の前に座って手間のかかることをしたいとは思いにくくもなってきた。毎回同じミッションならルーティンもしやすいのに毎回違うから手間に感じる。変化を促すための措置として毎回ミッションを変化させているのだろうが…。

 

メタカードを増やしてほしい

 新規の目玉カードが強すぎて対抗手段が無いのがパワーカードの押し付け合いであまり好みではない。

 ただ、前よりはかなり改善されているとは思う。特に覚醒編最終弾にクロスアイニーを収録したのは非常に好感を持てた。バルカディアス、MRC、ストームGXXと進化目玉SR目白押しの弾に汎用性のある進化メタカードを収録したのはありがたかった。また、ハンター/ドラゴンが増える段階でガガコロリンが登場したのも同様にありがたい。

 

放置プレイヤーをどうにかしてほしい

 ここ半年でかなり増えたように感じるが、負けが確定すると応答無しになるプレイヤーが多い。こうなると2分ほどこちらは何もできなくなる。相手が故意に切断したのならそのままこちらも放置していれば良いのだが、サーバーや相手のネット環境による問題で復帰されるかは一切わからないので、それを考えると容易に席を外すこともしにくく、ここでも時間がとられる。

 

プレイヤーネームがしょうもない人をたまに見かける

 いわゆる煽りネームを使用する地雷。これはデュエプレに限ったことでは話だが、しばしば見かける。

 個人的な印象だが、「あ」のみの名前も地雷率が高いと思っている。特に上記の負けが確定すると切断をする率が高いように感じる。ググってみると元は「あ」にすることによってデッキレシピを知られないように匿名性を高めていたプレイヤーがいたらしい。そういった匿名性が高まることを利用して切断行為を行うのであれば悪質な行為だ。

 

調整されたカードが使いやすい

 紙の頃はロマンは合っても使いにくかったカードが調整されて使いやすくなって環境で活躍するようになったのはとても良かった。最近だとPS覚醒リンクのおかげでリンク元を除去されてフィニッシャーを出せずに試合終了になることが減ったし、コスト軽減やシンパシーを獲得したおかげで召喚しやすくなったクリーチャーも多々あり漫画やアニメでは強かったカードが実際は弱かったなんてことがほとんどなく、大変満足でした。

 

 

 

 ……と色々書きましたが、3年近く同じゲームをプレイして飽きたのもあるんでしょう。

半年くらいプレイしないでおけば、またプレイしたくて仕方がない日が来るのだろうかとも思うのですが、そうなると新弾で買えるパック数減ってしまうしなあとしょうもない理由で続けてしまっています。デュエプレ毎日する時間を読書なり別のゲームに費やせば色々積み重なって良い出会いに繋がると思うのに。